今回はこの黒松盆栽の葉透かしを行います。
ところでこの黒松の盆栽の樹形はなんと呼んだらいいのでしょうか?
盆栽の樹形には名前がついていますね〜
「模様木」に「懸崖」、「半懸崖」。更には「根上がり」や「直幹」、「双幹」に「吹き流し」「文人木」など・・・・
最近自分は「文人木」が好きで、よく黒松の素材は「文人木」になるように作っています
ではこれは何という樹形になるのか・・・
ちょっと調べてみると、、、これよりもっとクネクネに曲がった黒松や真柏のことを「変わり木」と記載されてありました。
おそらくこの黒松の樹形も「変わり木」になるのかな〜
樹高は10cm程度。幹はしっかり肌が荒れ始めており古さ感が出てきている黒松です。
さて前置きが長くなりました。
1月の黒松の葉透かし。これは、葉数を減らして今年伸びる新芽の徒長を防ぐため・・・7月頃に芽切りをするのでこの作業は必要かな〜と思うのですが実は大事!
新芽が徒長するとその分太くなります。そのため枝先が段々と細くならずに凸凹とした感じになるので、見た目がいまいちに!
それでこの黒松、葉を4本残しで透かしていきます。
こんな感じでスッキリしました。
更にこの幹枝に銅線を巻いていき・・
幹先、枝先を下向きに曲がるけて樹形を整えて終了です。
葉を剪定するかは、春先からの芽の動きを見て決めていこいと思います。
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