淡路産黒松の種蒔き

さて今回は、淡路産の黒松の種蒔きです。

淡路の黒松の特徴として、

・芽吹きがいい

・葉が太くて波状がいい

・皮が分厚い

・根張りがいい・・・などあるようです。

ま〜この特徴を実感できるようになるには、まだまだ先のようですね〜でも楽しみです。

では早速種蒔き!

この淡路産黒松の種はヤフオクで入手しました。それを水に浸けます。

あとはこれを一日そのままにしておきます。

ほとんど種は沈んでいますが、10粒ほど浮いています。これは「しいな」と言って種の中身が入っていない可能性がある種なんです。

ひょっとしたら発芽するかもしれないので全部蒔く予定です。

用土を準備・・・とは言ってもこの用土はリサイクル。

昨年も黒松の種を蒔い時に使用したんです。このように自分は何回か再利用しています。

どうしてこのようにするかというと・・・黒松は軸きり揷し木という作業します。

この軸きり揷し木というのは、発芽した黒松、最初の葉が展開した頃に茎の中央より下の方を鋏でカットして揷し木するというもの!

こうすることで、下に強く伸びる直根を防ぎ、四方八方に根が張る可能性があります。

それに根本からの立ち上がりを短くすることもでき小品盆栽には向いているので・・・面倒ですが全部この作業を行っています。(もちろん揷し木する時の用土は新しいものを使用しています)

だから、発芽するまでなので用土はリサイクルしています。(ちゃんと発芽しますよ)

それでこの用土にパラパラと淡路産の種を蒔きます。

種を蒔いたら、揷し木ようの用土を上から覆います。

たっぷりの水をかけて終了です。

種を蒔いたのが2月の上旬。

また来週から気温は氷点下。これで低温湿潤の環境が整いました。

しっかり種を冷やして冬が来たことを感じて、3月後半頃から春がきたと思い発芽してくれると思います。

それまで乾かさないように管理していきます。

ちなみにその左隣に管理しているのが五葉松。その隣がモミジです。

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