今回は、今年競市で落札した小岱松です。
この小岱松、どのように仕立てていくか迷ったのですが・・・・
数カ所枯れた枝を活かした樹形にと考えて、吹き流しにすることに決めました。


幹肌はまだそこまで荒れていないのですが、保護する目的にまず「ラフィア」を巻きました。
動画もアップしました↓
その上からアルミ線を2本巻いて・・・


一の枝を下向きに曲げ。
幹を枯れ込んだ枝の上部から左に曲げてみました。


しかし・・・このアルミ線の太さでは効き目がほぼ無い。
かなり枝、幹も柔く曲がるのですが・・・・元に戻ろうとする力が強いようです。
そこで、一の枝と足元の根の部分にアルミ線を掛けて、下向きにした状態で針金を絞めていきます。


幹を曲げる時も同じように、一の枝と枯れ込んだ枝の部分にアルミ線を掛けて締めていきました。


これで一の枝は下向きに、幹を左に曲げつけることができました。
ここで、ハプニングが・・・・
曲げるとき、手が当たってしまい、神にする予定だった枯れた枝を折ってしまいました・・・


いい感じの神になると思っていただけに・・・ショックでした。
でもま〜全部折れたわけでは無いので、残っている部分で神にしていけたらと考えています。
最後に、上の枝にもアルミ線を巻き、枝全体を上にたて、左方向に軽く曲げて終了。


それぞれ先端の枝の部分は、来年の芽が展開してから整えていこうと思います。
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