簡単!盆栽で使う「なまし銅」の作り方

さて、今回は盆栽の枝や幹の成形に使用する銅線についてです。

あいにく我が家の近くに盆栽の専門店が無くて・・・盆栽に使用する銅線を購入するには年に数回開催される盆栽展の即売会会場で入手するか、インターネットで入手するしかありません。

しかし販売が1Kgとかバラ売りでも少ないたなかなか自分が必要とする量が無く、3種類ほどのサイズを揃えるにはコストが上がってしまいます。

そこで、ちょっと一手間が必要になるのですが、コストパフォーマンスが良い銅線の入手方法を発見したので紹介したいと思います。

やってきたのは本当に徒歩で3〜4分の所にあるホームセンターです。

その中に針金のコーナがあるのですが、そこに銅線が置いてあります。

ここで販売されている銅線は20m単位です。

銅線のサイズに応じて金額も変わってくるのですが、#16、#18、#20の3種類を購入しても5000円以下とコストパフォーマンスもいい感じ!

さ〜ここで一手間とは・・・

そうです。この銅線に熱を加えることなんですね〜

そうすることで銅線が柔くなり、枝に巻きつけやすく樹皮を傷つけないなどのメリットがあります。

準備するものもガスコンロと金網だけです。

それでは早速ガスコンロに火をつけて銅線を焼くだけ!

時間の経過とともに色が鈍く変化していきます。

画面右。こうなると終了し冷まして完了です。

太いサイズの銅線も同じように焼いていきます。

流石に太くなると焼く時間も長くなるのですが・・・しっかり色が鈍くなるまで気長に待ちます。

最初の銅線と比べると色の違いが一目瞭然!

ここでは伝えられないのですが・・・焼いた銅線は柔くなりました。

あとは五葉松、黒松、真柏の松柏類に盆栽たちの成形に使っていこうと思います。

最後にちょっとおまけ!銅線のリサイクル方法です。

使用した銅線をガスコンロの火で加熱します。

30〜40秒ほど熱したら取り出します。

両端をしっかりペンチで摘んで、強く2〜3回引っ張ります。

そうすることでクネクネしていた銅線が真っ直ぐになり再度使用できるようになります。

最近銅の値段が上がってきているので大事に使いたいですね〜

はい!

ちょっと脱線したのですが、自分が使用するちょうどいい銅線の量の購入と、その銅線に一手間をかけて盆栽の成形に使用できる方法を紹介しました。

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