ケヤキ素材、寂しいところに枝の誘因

さて今回はケヤキの素材です。

実生から、軸切り揷し木という試練を与えて無事に成長してきました。

正面から見ると枝も増えてきたのですが・・・上から見ると、赤丸の部分の枝が寂しい!

それで、枝に針金を巻いて、もっと枝が欲しい部分(赤丸)に誘因していこうと思います。

時期は10月下旬です。

自分はケヤキ、モミジなどの雑木類は10月中旬から11月の下旬に針金を巻いて樹形を整えています。

そして来年の2月頃に外といく計画です。

なぜこの時期かというと、この画像のように落葉して枝が見やすいということ。

さらに、今から寒くなるので成長が遅くなります。そのため枝、幹に針金が食い込むのを防ぐことができます。

だから自分はこの時期に好んで針金をかけて樹形を整えるようにしているんです。

でもこの苗、実は今年、例年になく10月は暑く、水やりをちょっと失敗してしまい・・・早くに落葉しました。枯れたかな〜と心配していたのでが、芽はしっかりしているので大丈夫かな〜と!

それでは針金を巻いていきます。

まずは、赤い矢印(左側)ここに針金を巻いて右の画像、グッと右に曲げていきます。

次、上から見て、枝が混み合っているところを確認して、寂しい部分い枝が曲げれそうなところを選択して樹形を整えていきます。

これで完成しました。

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、最初の画像の赤丸の部分に枝を誘因してきました。

これで来年の2月下旬に針金を外して、葉が展開してくるのを待つだけです。

来年お今頃、このケヤキのな素材がどのような感じになっているか・・・今から楽しみですね〜。

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