黒松苗を芽切りと根切り後に移植しました

オークションで入手した黒松の苗。1〜2年目で15〜20cmのサイズが30本ありました。小さいのをサービスいただき本当に感謝です。

今回はこの苗を盆栽に仕立てるため、とりあえずはビニールポットに移植することにしました。

でもここで問題が・・・・

それは!

根が(直根)が長い。これでは予定していたポットに移植できない。

実生から畑で管理されていたようで、まだ土が根に残っています。ま〜しかし本当に立派な根。地上部分とほぼ同じかちょっと長いくらい下にしっかり伸びるんですね。ここは直根を剪定して植えることにしました。

かなり思いっきり剪定しました。

このことがまた問題に!

今年伸びた芽の重みですぐに倒れてしまいます。支え棒を使用するか考えたのですが、根を思いっきり詰めたので、葉からの水分蒸散を減らすために、芽切りも同時に行いました。

そうすることで、移植後の苗が安定しました。

中には、がっしりした黒松苗もあり、その場合は割り箸を支え棒にして固定することで安定させました。

このようにほとんどの苗は、直根を切り、さらに芽切りまで行いました。これで苗にかかる負担はかなり大きい。無事に定着できるか今後の管理が重要ですね〜

そして残りの4本。

この苗は根がいい感じに展開していたので、根上の黒松に仕立ててみようと考えました。

器にペットボトルを使用。上をカットし底穴を開けておきました。

この苗は幹と伸びた芽がしっかりしてたので、割り箸に軽く固定して・・・

根がちょっと見えるところまで用土を入れて

その根を水苔で保護して終了。

残りの3本は細身だったので、そのままペットボトルの容器に根が隠れるま用土を入れて終了。

ビニールポットに移植した黒松苗は、日陰で風通しのいい場所で管理。水を切らさないように、そして、葉水もこまめに霧吹きで与えていきます。

ペットボトルの苗は、根は揃える程度で、芽切りだけ行いました。この苗は半日陰で徐々に日光にあて黒松盆栽と同じように管理していきます。

さて、これで黒松苗の移植が終わりました。

果たしてこの方法で良かったのか・・・・しっかり見守っていきます。

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