今回は、この葉がボロボロに折れてしまった黒松の葉透かしを行い少しでも見栄えを良くしたいと思います。


どうしてこのように葉がボロボロになったか・・・・・?
それは、寒い冬を乗り越えるためムロ室に入れていました。その時、強い風に煽られて、ビニールシートが剥がれ、それが黒松の葉にあたりダメージを与えたと思います。
しっかりビニールシートを固定していたつもりが・・・・
来年の課題です。
では気を取り直して!
今回のポイント
- 頭頂部は葉透かしせず、長さを整えるようにカット
- 中段、下段は、芽の大きさによって葉の量を調整
- 全体的に葉の長さを整える
以上のことを念頭に入れて葉透かし開始!




頭頂部は芽の大きさがほぼ同じ、葉を透かすことはしないで長さを調整しただけです。
葉は結構傷んでいるのですが、芽が無事でとりあえずよかったかな〜


中段の葉も結構ダメージがあります。
手前と奥の芽が大きく、真ん中は小さい。この場合は、大きい芽の葉を4枚に透き、小さい芽の葉はそのまま。長さ揃えてみました。


下段の枝も中段と同じように葉を透かし、長さを調整しました。


ボロボロだった葉ですが、長さを同じようにしたことと、葉を透かしたことでかなりスッキリしました。


そのおかげか・・・
左の画像。中段の左に展開している枝。ここに銅線を巻きました。ここを下向きに曲げてみると・・・
一の枝、二の枝、後ろ枝、頭が綺麗見えるので、ここを正面にしてみいいかな〜と
今後の枝の展開で再度検討しても面白いかもですね〜
以上の3つのポイントを押さえて葉透かしを行いました。
これでまた楽しみが増えました〜。
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