今日は、昨年種を蒔いて発芽した「老爺柿」の苗。
ビニールポットから仕立て鉢に植え替え、同時に曲げ付けも行いました。


発芽した時から少し曲がっていました。老爺柿は、針金を巻いた跡が残るとなかなかその傷が治らないと言われているので、「ラフィア」を下地に巻き付けます。


そのラフィアの上から針金を巻きつけていきます。この老爺柿ですが、まだ発芽して2年目なのですが、かなり幹が硬いです。この時期に曲げつけておいた方が、折れるなどのトラブルを避けられるような気がします。
もっと経験があればいいのでしょうが、まだまだなので、この時期に・・・
将来、柿が実って見て楽しむためには、懸崖や半懸崖など左右どちらかに流したほが良いような気がしたので、この苗は半懸崖にしました。


軽く根を整理して、赤玉土と桐生砂7:3の用土で植え替えていきます。
次の苗です。


見にくいのですが、根がむき出しになっています。ポットから取り出すと、根が二股に別れて展開していました。
だから、この苗は根上がりの懸崖に!


片方の根の部分に針金を巻いて、形を整えて植え替え。
今回はラフィアを巻きませんでした、ある程度方は出来ていたので、根を固定するためだけだったので、細めの針金を使用したので大丈夫かな〜と・・・・
次の苗は、思いっきり曲げつけたいので、ラフィアを巻きました。




ポットから抜いてみると、根が下に長く伸びた状態から小根が展開していたので、鉢に植え替えた時、予想以上に上に出てしまいました。時期に曲げつけられれば良いのですが、出来なければ、将来取り木にでもして立ち上がりを詰めるかな!
次の苗は素直にまっすぐ伸びています。


この苗も思いっきり曲げつける予定なので、ラフィアを巻きます。


この苗も半懸崖に!
最後の苗


下の方の根がグチャグチャになっていたので、思いっきりカット


この苗はそのまま素直に植え替え、途中から芽が展開しているので、模様木にと考えています。
以上で、老爺柿の苗の曲げつけと植え替え終了です。
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