いつ行ったか?ちょっと忘れしまったのですが・・・・
久しぶりに糸魚川真柏の揷し木を行いました。
この鉢は、2019年に苗として購入した糸魚川真柏です。
それを2年前だったと思います。大き目の鉢に植え替えて伸びた芽を揷し木にして増やしておこうと考えていまた。
自分の期待に見事答えてくれた糸魚川真柏の苗。
元気よく展開している芽だけを剪定し、余分な枝、葉はカットして水の中に浸けておきます。
まだ小さい芽は来年ように!
その他にも揷し木ようにしている苗があるので、その鉢の伸びた枝、芽を剪定して同じように水に浸けていきます。
こんな感じにして3時間ほど日陰で管理します。
次に、先程カットした新芽、枝を土に挿していきます。
用土は、底にボラ土を敷き、その上に揷し木、挿し芽用の土を使用します。
糸魚川真柏の剪定枝を挿す前にしっかり水をかけて用土に水分を吸収させておきます。
ここで、自分はとても簡単に揷し木を行います。それは・・・
剪定した部分、よく切れる刃物で斜めにカットして挿すとよく言われているのですが・・・自分はそのまま。最初に剪定した状態のままで挿していき、発根促進剤(ルートン)などは塗布はしません。
さらに、斜めに挿します。
これは、私の感覚ですが、糸魚川真柏はかなり強いです。
以前練習で舎利を作るため幹を彫刻刀で削って見たところ、その根本のから発根しました。また、以前揷し木したのですが、切り口から発根している苗より、土の中に挿している幹の部分から根が展開している苗が多かったので、土との接触面積を多く取るように斜めに挿しています。
それだったら、用土を深くして、挿せばいいのでは・・・と!
もう一つのポイント。
このように斜めに刺すことで、風の影響を抑え苗が動きにくくするメリットがある。
もう一つはすでに1曲ついているので、面白い樹形にすることができる可能性があるからです。
もちろん、揷し木後の管理も大事です。
用土が乾かないように、水を張ったトレーの中に入れます。
今から梅雨時期、雨が原因で挿し穂が動かないように、明るい日陰で雨、風をしのげる場所で管理します。
ここ2週間は霧吹きで葉水を行いしっかり湿度を保つようにしていきます。
そして梅雨が明けたら少しずつ日光に当てて慣らしていきます。
今年の糸魚川真柏の揷し木苗は21本です。成功率はいかに・・・・
今後の結果も報告します。
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