今年もケヤキの種を蒔きました。昨年は、種が採取できないとい状況で、オークションで入手しました。
その種を2021年の3月1日に蒔きました。
下の画像、種の尖っている部分から根が出るそうで、これを下向きに植えると立ち上がりが真っ直ぐなるそうですが・・・・
自分は、全て軸切り揷し木にするので、そこは関係なく蒔きます。


ここで、ちょっと実験をしてみました。一つのグループは、ケヤキの種を低温湿潤処理を1ヶ月行った種と、そうでない種で発芽率や期間に違いが出るのか? という内容です。


このように溝を堀り蒔いていきます。右の画像で、右側の列、種が黒っぽいのが低温湿潤処理を行った種で、白っぽい種は何もしていないケヤキの種になります。
さあ〜違いがでるのでしょうか?


一番最初に発芽した日が、3月21日でした。
ちょっと画像が分かりにくいのですが、発芽した種は、なんと何もしていない種でした。
意外です、低温湿潤処理を行った種の方が早いと思っていたので・・・・予想外です。
発芽はぽつぽつと出始めていました・・
4月1日、1ヶ月が経過しました。
結果は・・・・


ようやく3月の後半に低温湿潤処理した種がい1本発芽しました。
何も行ってない種は、9本発芽を確認。中には二番目の葉が展開し初めてきている状況で、十字葉になりつつあります。
結果は、発芽率、発芽期間も何もしないケヤキの種の軍配が上がりました。
自分が思っていた(種の発芽の研究を調べていたので・・・・)のと違う結果になってしまい戸惑っているのですが、まあ〜無事に発芽したので一安心。
もうしばらく、日当たりのいいところで管理してみます。残りの種も無事発芽できるか?
4月の中旬以降に「軸切り揷し木」のタイミングかな〜
またその時は更新してみます。
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