銅線を焼き、黒松素材の針金かけ

今回、初めて銅線での黒松素材の曲げ付けをしてみました。

自分の近所に、盆栽用の銅線の販売がないかと探していました・・・やはりない!         代用とし、同じ銅線なのでと針金コーナー(工具用)にあったものを購入してきました。

そして、それを家にあったガスコンロで焼き、硬い銅線を曲げやすくなるように初挑戦。

しばらく焼くと・・・銅線の色が、灰色に変化してきました。

熱いのでしばらく冷まして、手に取ってみると、手が真っ黒。布で軽く拭きあげると、盆栽用の銅線っぽい色になった感じがしますね〜

この一手間をかけた銅線を使用して黒松素材の曲げ付けを行いました。

この黒松素材は、毎週日曜日に開催される競市のすぐ近くにある園芸店にあったもので、価格もお手頃だったので勉強しようと購入してきました。

構想としては、左の画像が正面で、文人に仕立てていこうと考えています。

まず、裏枝になる部分い銅線を巻いていきます。まだこの枝の曲げ付けはしません。

次に正面から見た画像、それぞれ左右に展開している枝に針金をかけていきます。この左の枝、これが差し枝、さらに細い枝も展開していたので、ここを傷つけないように巻いていきます。

この2本の枝を下向きに曲げつけていきます。

先に銅線を巻いていた裏枝の部分。同じように下向きに、このとき、正面から見て見えるように曲げつけていきます。

次に、上の幹の部分。この曲がりをより強く曲げて樹高を低くするめ、ひとまわり太めの銅線を巻いていきます。

ここで、赤丸の部分を芯にして、青丸の部分は犠牲枝にして幹が太るか試してみたいと思いそのまま残すことにしてみました。

そして、中間にある枝にも銅線を巻いて・・

なんか模様木ぽっくなってしまいました。今後、葉を短く、枝数を増やして、整えて行けたらいいですね〜。

それにしても銅線での針金かけ・・・銅の鈍い色が松の肌色とよく合います。硬くて曲げにくいと思っていたのですが、大丈夫でした。

さらに、アルミ線と比べて細めの銅線でもしっかり曲げつけができるので、見た目もスムーズです。

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