紫式部苗の樹形作り

今年のいつだったか忘れてしまったのですが、ふら〜っと立ち寄った花屋さんに紫式部の苗が置いてありました。斑入りの葉が珍しく、これを盆栽にしようと購入していました。

今回は、この紫式部の苗。葉も随分枯れ込んできたので、剪定も含めこの苗の樹形作りを行いました。

1個のポットに、2本の苗があります。双幹にとも考えていたのですが、きっと2本に分けられるだろうと思い、1本づつ樹形を整えることにしました。

まず、この細い枝は剪定して、矢印の部分を軸として軽く曲げてみたのですが・・・思った以上に硬く、強く曲げたら折れそうな感じがします。

どうしようか悩んだ末・・・・

この細い枝の部分を幹に置き換えるようにして、残りの部分は思いっきり剪定しました。

これでかなり自由に曲げることができます。

では、それぞれに金を巻いていき、曲げつけていきます。

やはりこの細さだとよく曲がります。

2本ともしっかり曲げてみました。これで始と比べると随分コンパクトになりました。

土表面をみると小根がしっかり展開していそうなので、根上がりとまでいかないのですが、少し根を浮かせた状態にして、来年植え替えようと考えています。

コメント