ケヤキ盆栽、込み入った枝の剪定と矯正

9月に開催された九州雅展。その時に購入したケヤキの盆栽です。結構枝が込み入っていたので、思い切って剪定して枝を矯正しました。

葉は赤色に紅葉し綺麗でしたが、今ではその葉も落葉して全体の枝が見えてきました。

左が正面で、右が背面と考えているのですが、結構中心部の枝が混み合っていて、全体的に枝が太っています。

まずはこの中心部にある枝(赤ライン)2本を思い切って根元の方から剪定します。

少しスッキリ!

左右の枝ぶりのバランスを見ても右が多い。

そこで、太め目で上に走っている枝(赤ライン)、ここを剪定します。そうすることで、その下の右側から展開している枝が上向きに展開しているので、この枝に役割を切り替え!

これで、少し左右のバランスが取れました。

これから枝の矯正にかかります。

横から左右に展開している枝。曲がりも強かったので、ここに針金を巻いて真っ直ぐになるように矯正していきます。

今回、重視したの背面の枝。(上の画像は横から撮影し、針金を巻いている部分が後ろ向きに展開している枝)

枝同士が重なり合って、正面から見てもあまり存在感あが無かったのでしっかり矯正!

左が正面から、左右の枝を真っ直ぐ矯正し少し上向きにしました。

右は背面から、重なった枝を矯正し平行に展開させました。

             前面

              背面

これで、込み入った枝の剪定と矯正終了です。

             剪定前

上から見ると、剪定した枝の部分がフラットになって、今後の展開がどうなるかわかりませんが・・・・

剪定前と比較すると随分スッキリしました。

来年は、しっか小枝を展開させ作っていきたいと思います。

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