盆栽の冬の管理に、病害虫予防として消毒を行います。よく耳にする石灰硫黄合剤。この薬剤は、18Lでの販売で到底個人では多すぎるくらいの容量です。それに取扱にも注意が必要。その他の薬剤(農薬)も盆栽に散布する時や保管時に注意が必要で、ペット、子供がいる我が家ではなかなか手が出ない物です。
でも、盆栽の病害虫は予防したい・・・・
そこで、オーガニック的な管理方法が無いか色々調べてみました。
その前に「オーガニック」ってよく聞くけどどんな意味なのか?
言葉の由来は、本来の、源で有機という意味を示すそうです。有機は、農薬や化学肥料を使用せずに自然の恵を頼ったもの。よく薔薇の管理にはオーガニック栽培と表記された本やブログがありますね。
読んでみると、重層や食酢、木酢酢に米糠・・・などが使用されていて、うどん粉病、アブラムシなどの駆除、消毒に効果があるそうです。
そういえば、昨年もみじの葉が「うどん粉病」らしき状態になったので、これはいけるかもと、我が家にあった、「食酢」を使用して消毒してみることにしました。
食酢、これを50倍に希釈して霧吹きの容器に入れていきます。
これを、盆栽の枝に吹きかけるだけ。とても簡単!
天気も良かったので、ムロから出して施工しました。
特にもみじは入念に!
朝は−4度と寒く、土が凍っていたので、横に傾けても大丈夫だったので、この状態で吹きかけていきました。
昨年、舎利を入れた糸魚川真柏。この苗も横にして、舎利の部分を消毒の意味でたっぷりと吹きかけてみました。
果たして、どれだけの効果があるかわかりませんが、今回はこれで様子をみてみようと思います。
オーガニックとは言っても、肥料に化学肥料を使用するので、半オーガニック的な盆栽になるのでしょうかね〜。
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