黒松盆栽、予定変更して模様木へ

今回の黒松盆栽です。

この素材は、足元が捻転していて、枝もしっかり展開しています。

基本的には足元の捻転部分がしっかり見える位置を正面にして、こんもりと山型になるように仕立てていければと考えています。

そこで、捻転しているところの上に2本枝が展開しています。そのうち手前の1本は剪定し、もう1本葉将来「神」にしたら面白そうなのでそのまま残しておきます。

あとは、昨年の古葉を取り、間延びしている枝を剪定し、針金を巻いて樹形を整えていこうと思います。

それでは、古葉取りから

今年伸びた芽の下にある葉、ここを全部取り除きます。これをほぼ全ての枝に行います。ただ、今年7月頃に行う芽切りを行ってない箇所で、新芽が小さい枝の部分は、その芽がしっかり来年も展開してくれるようにそのままにしておきます。

次に間延びした枝2箇所を根元から剪定します。

これで、輪郭が整いましたね〜

次に、足元から左側に展開している枝の手前の1本。ここは不要なので剪定しました。

そして下向きに曲げる予定の枝に、アルミ線を巻いて行き・・・

しっかり下向きに曲げて行きます

ここの赤丸で囲んだ部分、最初は「神」にでもと考えていたのですが・・・・

よく見ると、模様木にした方がいい感じがしたので、1週間後に予定を変更して、模様木に仕立ててみようと思いました。

そこでそこには銅線を巻いてここも同じように下向きに曲げつけて終了です。

足元から左に展開している最初の枝が差し枝(一の枝)、そして二の枝と続き、後方に展開している後ろ枝。

頭は頂上部の2本・・・来年の新芽の展開次第で決定していこうと考えています。

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