糸魚川真柏の挿し木と鉢上げ

今日は、ちょっと早いのですが、糸魚川真柏の挿し木を行いました。また、昨年から挿している真柏の挿し木苗も成功していたら、鉢上げも一緒にしました。

まずは、この真柏。植え替えをするので、要らない枝を剪定いました。勿体ないので・・・

これも挿し木にします。

剪定した枝、もちろんここいは根が無いので、水の吸収はへります。だから、葉からの水分の蒸散を抑えるために葉を減らし、蒸散と吸収のバランスをとります。また、挿し口の断面積を少しでも大きくし水分の吸収量を増やし、発根の確率を多くたいので、斜めにカット。そして半日ほど水につけておきます。

この真柏苗は、挿し木専用で、毎年3~4本剪定いています。今年も4本採り、挿し木にしていきます。

葉数を減らして、挿し口を斜めにカットして水の中へ!

その間に、昨年の挿し木の状態を・・・

3個のポットと鉢で管理していました。赤丸の挿し木苗・・・確認すると、4本全滅でした。挿し木苗が小さすぎたのでしょうか・・・

次は、少し大きいのでちょっと期待していました。この苗はしっかり根が展開しています。成功しました。

最後のポット。この赤丸の苗は期待できそう・・・その前に小さい苗を確認すると、やはり失敗。あるていど挿す枝が大きくないと成功率が下がるのかもしれませんね~。

この期待していた苗。ちょっと意外なところから根が展開していたのですが、成功です。これを駄温度鉢に植えて終了。このまま2~3年成長を見守り、ある程度大きくなってから樹形を考えていきたいとおもいます。将来どんな真柏になるかまた楽しみが増えました。

さて先ほどの剪定枝を挿していきます。準備する物は、中粒の用土と細粒の用土(赤玉土、桐生砂)そして発根促進剤のルートンです。実はこの用土綺麗に洗い再利用しています。

先にたっぷり水をかけ、穴を開けやすくしておきます。

真柏の挿し木苗の先端にルートンを着けて、先ほど開けておいた穴に入れます。そして周りの用土お指でグッと押えて1本終。これを繰り返し!

全部挿し終りました。後は、水を如雨露などでかけるのでは無く、水を張ったトレーなどに浸けて水を染み込ませていきます。これは、水を上からかけた時に苗が傾いたりするのを防ぐためです。

このまましばらくは日陰で、風が当たらない場所で管理して、2~3週間後に少しずつ日光に当てならしていきます。

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