糸魚川真柏の懸崖。鉢との固定方法

今回植え替えをするのはこの糸魚川真柏。この素材も揷し木から管理。さらに根上の真柏を作ってみたいと・・・

昨年の梅雨前まで、土をかさ増しして根を長くしていました。その後、途中の根をむき出しにし、根上の懸崖にしようと銅線を幹に巻いて形を作っていました。

本来ならもう少し小さめの鉢が理想だったのですが・・・サイズが無かったので。4号の泥鉢にしました。

早速鉢から真柏を取り出し、根を確認し、余分な根は剪定します。

ここで、今まで鉢との固定は根の部分に針金を巻き付けて固定していたのですが・・・

根上の場合はどうするの・・・・?

この真柏。見せたい根の下は細い根がしっかり展開していて、固定できるような感じはしない。

どうするか・・・・

ちょっと写真を撮影するのを忘れてしまって分かりにくいのですが(動画には記録しています)、樹形を作るために巻いていた銅線。それが根元の下の方まであったので、ここを使うことにしました。

使用するのは、ちょっと太めのアルミ線。これを巻き付けていた銅線にグルグル巻きにします。

最後にペンチを使ってギュッと締めて取り付けます。

そのアルミ線を鉢底から出して固定したい高さになるように調整。あとはいつものように用土を入れて植え替え終了。少し根を切り過ぎたのか、小根の部分が少し土表面から出てしまうので、苔で覆いました。

次の真柏素材も目指すは根上の懸崖

先程の真柏と違うところは、見せる根が多い。

だから、時間はかかるかもしれませんが、この根は大事にしていきます。

根の剪定も、切り過ぎないように、ちょっと長めで!

植え付けもちょっと深めにしてもう少し根を育ててからがっつり根上にしていく予定です。

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