低温湿潤処理による休眠打破 〜モミジの種編〜

先日は、ケヤキの種を低温湿潤処理による休眠打破を行いました。今回は、モミジの種を行います。ケヤキの種と違って処理した内容を若干変えてみました。

昨年の紅葉時期に山で採取した「ヤマモミジ」の種380粒。一つは虫食っていたので破棄しました。

モミジの種は皆さんもごぞんの通り羽のようなものがついてますよね〜。この種はその羽を取って冷蔵保存していた種です。よく見ると、種が皮一覆われているように見えます。

そう、若干変更した内容というのは、この皮を少し削ってみようということです。

準備するものはほぼ同じ、容器に水を入れて、種を投入します。相当乾燥していたのでしょうね〜全部浮きました。五葉松、ケヤキの種より2日間と長めに漬けておきました。

8割ほど沈んだでしょうか? 浮いた種は捨てずにこれも低温湿潤処理を行って行くので、ティッシュで包みました。

沈んだ種の約半分をピンクのネットに入れます。

画像を撮り忘れてしまったのですが・・・・このネットを両手でゴシゴシ擦り合わせて皮を剥いで行くような感じです。かなり強く擦り合わせました。

左はネットで擦った種、右は何もしていない種。

う〜〜〜〜〜ん。あまり変化は無いようにも見えるのですが・・・・・ちょっと考えさせられる結果になってしまいましたが、これで発芽率や発芽までの期間に変化が現れてくるのでしょうか?

また結果は報告します。

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