五葉松の種、発芽率を高める前処理法

五葉松の種は、発芽するまでかなりの時間を要します。昨年、赤石五葉松の種を3月の中旬ころ蒔いたのですが、発芽した時期は、6月初め、約3ヶ月です。

発芽率は、6/10という結果になりました。

当時も発芽を促進させるためにある方法を試してみたのですが、実施期間が短過ぎたようで、今回はすこし長めに実施しみようと思います。

その方法とは、「低温湿潤処理」と言われるもので、 温度が低く湿度の高い冷暗環境の中で種を保管することで、乾燥させて眠っている種を目覚めさせて、発芽率を高める方法です

今回も準備した五葉松の種は赤石五葉松を20粒。大小さまざま、大きいサイズで13mm。

小さいサイズで9mm程度、爪のような物が付いている種もありました。

ある研究によると、「組み合わせ処理」といい、25度の環境に置き、その後2度の環境そしてまた25度の環境下である程度の期間保管した種の方が発芽率が高かったという結果がるのですが、かなり手間暇です。

次に発芽率が良かった方法は、8度の環境で5か月間・・・・・もう間に合いません!

そこで今回は、この8度・・・では無いのですが、冷蔵庫(5度)の環境での保管を選択。期間は1カ月で実験してみようと思います

準備するものは、五葉松の種(赤石五葉松)水を入れる器ペーパのコーヒーフィルターこの3点です。

 「低温湿潤処理」する種と、行わない種で比較すると面白いのですが、今回は数が少ないので全部処理を行なっていきます。

まず最初に、水を入れた器に五葉松の種20粒を投入します。半数以上は沈んだのですが、7粒ほど浮いていました。これをそのまま12時間放置します。

3時間ほど経過しても変化が無かったので、指で突いて攪拌して、1粒だけが沈まなかったです。この種も同じように蒔いてみようと思っています。

次にコーヒーを入れるときに使用するペーパーフィルターです。この他ににもティッシュやキッチンペーパー、土でも苔など、種が乾燥しないように湿らせて使用できる物であれば大丈夫かなと思います。

ペーパーフィルターを水でしっかり湿らせて、五葉松の種をそのフィルターの中に入れていきます。

軽く、ふわっと空気を含むようなイメージで包んで、これを冷蔵庫に入れて「低温湿潤処理」終了です。簡単ですね!

実は、もう一つの研究で、「チョウセンゴヨウマツ」という品種での実験結果ですが、発芽率が上がる要因として、その一つに、この五葉松の硬い皮、水を吸収して割れやすくなるといいます。さらに、低温で湿度の高い環境下では、種の皮の透過性が増して酸素を取り入れ安くなうということ。

さらには、種の皮に多く含まれている発芽抑制物質の一つとされるアブシジン酸、これが吸水に伴い減少することも分かったそうです。

これらの要因が合わさって発芽を手助けしているのでしょうね~。

この研究をされて報告された方に、ただただ関心させられてしまいます。

では、3月に種を蒔く予定です。発芽率と発芽までの期間にどう影響するか?

いまから楽しみですね~

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