赤松の古葉取りにちょっとした工夫

さて今回は、この根元が大きくクネクネと曲がった赤松の盆栽です。

この根元がとてもいい感じの赤松を古葉を採ってスッキリさせていきたいと思います。

それにしても今年は暑かったですね〜。小さい鉢に植え替えて管理していたのですが・・・その暑さにも負けずに頑張ってくれました。

でも・・・7月後半に芽切りしたのですが、なかなか新芽の展開がなかったのですね〜

そこで古葉取りにちょっと工夫してみました。

それが一番左の画像です。ここは7月後半に芽切りしたところなのですが・・・新芽の展開が小さい。

この部分の古葉を取り除くと、小さい新芽も無くなる、または大きくならない可能性が高いので、このような箇所は何もしないでそのまま!

そして真ん中の画像。このように芽切りを行なっていないところはしっかり葉が展開して新芽も大きくなっています。ここは古葉を取りスッキリさせます。

上記のように全体的に行なっていきます。右の画像が古葉取りの後になります。

ここで気になるのが、右下の枝と葉。少し葉が黄色いですよね〜

この葉が黄色いところの新芽はダメそうなので剪定です。

あと最後に曲げつけるために巻いてある銅線、アルミ線は全部取り除きます。

針金を巻いて約1年。枝によっては食い込んだ後が残りました。

あ〜やってしまった〜と思うのですが、ちゃんと成長しているんだな〜と実感する瞬間です。

今後また枝を成形していこいと考えている赤松の素材です。

で・・・・今回ちょっと工夫したポイントは・・・

芽切りした後の新芽を大きくさせるために古葉を取り除かずそのまま様子みるというところです。

やはり猛暑により、芽切り後の新芽の展開に影響を与えたのでしょうか?

来年は気温によっては芽切りの時期を調整しないといけないかもしれませんね〜。

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