さて今回古葉取りを行なったのは・・・この黒松です。
画像は、左から前面、背面、側面です。
どうでしょう〜。平行枝、車枝。盆栽では忌み枝と言われている枝です。
忌み枝とは、盆栽の樹形の美しさを損なう不要な枝のこと。だそうです。また、その盆栽の樹形を崩すだけでなく、日当たりや風通しを悪化させ、成長を妨げることもあるそうです。
しかし、私はなぜかこの忌み枝だらけの黒松の盆栽が愛おしくて憎めないのですね〜!
だから全力で古葉取り!
その前に、脇から展開している枝は剪定!
この枝は将来、樹形をコンパクトにできるかな〜と。銅線を巻いている枝の代わりになるかもと思いそのまま残していたのですが・・・逆に樹形を崩しそうだったので剪定!
それでは、本題の古葉取りです。
赤の矢印で示しているところ、昨年の葉は取り除きます。
頭の部分。ここはしっかい葉が展開していますね〜。かなり寂しくなりますが古葉を取ります。
これを全体的に行なっていきます。
随分とスッキリしましたね〜。
ここでちょっと嬉しいことが・・・
それは・・・
間伸びした枝から脇芽が展開していたことです。
ここは、この脇芽をしっかり成長させて、間伸びした枝を剪定。
コンパクトに樹形を整える可能性が出てきましたよ〜。
なぜか憎めないヤツ、黒松盆栽。
しっかり管理していきます。
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