今回はこの糸魚川真柏です。
幹を大きく下に曲げて、上に展開させているちょっと変わった感じになています。
将来どのような樹形にするか・・・
根元とからの曲がりを見せるように、模様木に仕立てるのか、文人にするのか・・・
まだ迷っている素材です。
とりあえず随分と水はけが悪くなってきたのでかなり根が回っていると思います。
そこでこの糸魚川真柏の植え替えを行いました。
鉢から出して根をほぐした状態です。
思っていたほど根は回っていませんでした。
この苗は、剪定枝を揷し木にして管理していたものです。
最初の揷し木に画像が残っていないので成長具合がわからないと思うのですが、これで揷し木して3年目です。
幹は約3倍ほどに成長しました。
それで今回の鉢は、この六角形の鉢。
根をカットして整理。
サイズもいい感じ!
底石には中粒の赤玉土を敷き、小粒の赤玉土と山砂を6:4の割合あで混ぜた用土使用しました。
そうそう、針金。
幹に食い込むと格好が悪くなるので、植替えの前に全部取り除きました。
しっかり幹は曲がっています。もうちょっと鋭角になるように曲げたかったのですが、緩やかなカーブを描いた感じだ少し残念ではあるのですが・・・それもまた個性ですね!
もう少し幹が太るとどうなるか・・・ちょっと楽しみな真柏の素材です。
それでは鉢にしっかり針金で固定します。
この時、グラグラと動かないようにしっかり固定です。
この位根がしっかりあると固定がしやすい。
用土を根の間にしっかり埋めるよに箸で優しく突きながら入れ込んでいきます。
あとは水をしっかり与えて終了です。
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