取り木をしている黒松に異常が

前回に引き続き、またもや黒松にトラブル。

今回の黒松は、半懸崖に仕立てようと考え、剪定して破棄するにはもったいない枝だったので、取り木にを行なっている素材です。

その黒松の素材に異常を認めました。

この上の画像の黒松。新芽が展開しているのですが・・・

取り木を行なっている黒松。赤丸の部分。シワシワになっていて上下左右に枝先を動かすと・・・クネクネと簡単に曲がってしまいます。

この枝は取り木をかけていない所・・・半懸崖に仕立てるためには重要だった枝なのですが・・・・枯れ始めてる?

他の部分も・・・

新芽が展開してきていません・・

この原因はなんなのか・・・水やりも他の松のように、表面が乾いてからたっぷりと与えていますし問題はないかと。やはり、取り木をかけているところが何か悪さをしているのでしょうか・・

それとも他に何か原因が・・・

考えても仕方がない、土台となる部分が元気がないと意味がない。やはりここは・・・取り木を外して様子を見ようと思います。

麻紐とビニールを外して、水苔だけにします。ちょっと確認したのですが、まだ発根は確認できませんでした。

少し余裕を持って剪定し取り木の部分を切り離します。

切り口にトップシンMを塗布しておきます

これでどのようになるか・・・・無事に新芽が展開し始め、枝が回復してくれると嬉しいのですが・・・どうでしょうか?

外した枝は、ビニールポットに入れ様子見て見ようと思います。これは取り木ではなく、揷し木になってしまいました。

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