昨年の12月でした。ケヤキの枝が上向きになるようにと、麻紐を使ってグルグル巻きにして矯正をかけていました。
あれから2ヶ月が経過したのでその矯正を解除してみました。


上の方で結んでいたところを解いて、外していきます。この時、芽を痛めないようにゆっくりと行います。


ほぼ全部の枝が綺麗に上向きになっていますね〜。でもちょっと密集しているし、曲がっている枝もあるので・・・・少し、開き気味に枝、幹を調整しました。(右の画像)


まだ芽は膨らんでいませんが、しっかり確認できます。ここで、輪郭を整えるように、軽く剪定を行い終了。
この作業を全部行いました。
この矯正はかなり効果があり、必ず毎年行っています。


この上の画像が、矯正の後と前のもので、比べてみると枝がしっかり上向きになっています。
でも・・・


この2つのケヤキ苗。軸きり揷し木にして3年目。この苗にも矯正をかけていたのですが、特にそこまで大きく変化がなく、枝数が少ないせいか、特に右側の苗。変な風に曲がってしまいました。
この矯正は、ある程度枝数も増えた苗には効果があるのですが、少ない枝のケヤキ苗にはそれほど効果は大きくないような印象です。
だから今度からは、全部のケヤキを麻紐グルグル巻き矯正するのではなく、枝数など成長具合を見て選択的に行うようにするといいかもしれませんね〜
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