ケヤキ盆栽、姿勢矯正と冬の枝の保護

12月中旬ようやくケヤキ盆栽の葉が全部落葉しました。そして、明日からしばらくの間、朝の気温が−2~ー4度と急に寒くなる予報です。

このケヤキ達は、箒立ちにしようと頑張っている苗です。そこで、今日は、ケヤキの姿勢を真っ直ぐ上に枝が向くように、それと寒さで枝が枯れないようにと麻紐を使って姿勢の矯正と枝の保護目的でぐるぐる巻きにしてみました。

このケヤキ達は昨年発芽して、全て軸切り挿木にして管理していたもので、今年2年生です。このケヤキ苗は、枝の展開が斜め上に向いているので、いい感じの苗です。このケヤキに麻紐を使用していきます。

二股に枝分かれしている部分の少し下のところに麻紐を結んでいきます。枝全体を軽く握りしめて巻きつける強さをイメージします。

寒い時期に枝を保護する目的もあるので、できるだけ隙間を開けないように丁寧に巻き付けていきます。昨年は針金を使用していたのですが、使った後しっかり伸ばしても真っ直ぐにならず再利用できる場所が限られてくるし、意外に高価。この麻紐は100円ショップ。安価でしょ!

最後に、少し斜めになっているので、竹串をさして、できるだけ垂直になるように調整して終了。どうして麻紐をチョイスしたかというと、冬囲いと言って、雪が積もって枝が折れるのを予防するため、ワラなどて保護することがあります。

そこで考えたのが、麻紐。現在住んでいる地域で積雪のことはほとんど考えなくてもいいのでが、寒さで枝を保護するため、ケヤキにも服的な物をと思ったのがきっかけです。

基本的には展開している枝は横か上向きに伸びているのですが、中にはこのように下に伸びてる部分や個体もあります。

このようなケヤキにはこの矯正が高価を出してくれるととても嬉しいのですが、この結果は来年までのお楽しみ。

10本のケヤキ達の姿勢矯正と冬の枝保護が終了、まるでミイラが鉢の上に立っているような感じんjなりました。

あと、今年の実生苗も葉が落葉したら同じように矯正及び保護行っていきます。

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