たいぎゃ水はけ悪い黒松の根処理と植替え

今回は、この黒松。

これが、たいぎゃ水はけが悪かとです。この「たいぎゃ」とは熊本の方言で大変とかすごいとか・・・・の意味です。

そこで、時期的には少し早いのですが、しっかり根を処理して、ミニの太鼓鉢に植え替えてみました

では、どのくらい水はけが悪いかというと・・・・左の画像です。

水をかけて5分経過してもこの状態で仕事前に水を与えて待っていたのですが・・・もう間に合わないと行ってしまいました。

なので、水がはけてしまうまでの時間を計測できませんでした。

この状態の黒松、もう熊本は随分日中暖かくなってきました。もうぼちぼち植替えの時期、ちょっと早いのですが、水はけをよくするため根を処理して植替え開始です。

まずは鉢から取り出し根の状態を確認。

かなり根が回っていて硬いですね〜。(画像ではなかなか表現できませんので、動画を上記に準備しました。)

根本をしっかり掴んで横から根を崩していきます。ある程度解れたところで底の根を崩していきます。

全体的に底の根の長さを揃えるため鋏を使用してカットしていきます。その後、奥にある用土を丁寧に落としていきます。

今度は根の表面の処理。黒く枯れている根や傷んでる根は全部カットしていきます。

これで根の処理は終了です。

今度は、太鼓鉢に植えていきます。

底網をしき、中粒の山砂を入れます。次に小粒の赤玉土:山砂を5:5で混ぜたものを中央を盛り上げた状態で入れていきます。

ここで、ポイント。

山状に盛り上げた頂点を、先程処理した底根の中央に来るように置き、ぐらぐらしないようにしっかり針金で固定します。

あとは、小粒の赤玉土:山砂を5:5で混ぜわせた用土を入れ、隙間を埋め、水をたっぷりかけて終了です。

とても(たいぎゃ)水はけが良くなりました。

今年の成長が楽しみです。

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